オープントップ車両を作ってみよう
今回はタミヤの1/35スケール「M18ヘルキャット」を作ってみたいと思います。
第二次世界大戦で活躍したアメリカの駆逐戦車ですが、オープントップの砲塔に76mm戦車砲を搭載、最高速度80km/hを誇る機動力があったとの事!
上面からチラリと見える内部構造が魅力ですよね。
特に戦車の中でも機動力を重視した設計思想で、他の戦車モデルと比較すると「ティーガー1」などが装甲の厚さや火力に重点を置いているのに対し、M18ヘルキャットは軽快な動きと速射性を重視。
それゆえ、両重量もティーガー1が57tに対しわずか17.7tしかなく、その機動力が想像できるというものです。
今回は少々ディテールアップを施しつつ、まったりと制作していきたいと思います。
それでは始めていきましょう♪
車体の室内も簡易ながら再現されていますね。
箱組しながらインテリアも作成。
サスペンションも少なめのパーツ数ながら立体的によく再現されてますなぁ
タミヤ製の近年のキットだけにパーツの合いも文句なしですね
車内が見えるオープントップ車両は塗装の順番も考慮に入れなくてはなりません!
ここはとりあえず完成後は塗りにくくなるであろう砲塔内部を先に組み立ててしまいます♪
砲弾はタミヤのゴールドリーフで塗装
暗い車内でキラリと光って目を惹いてくれるでしょう♪
余談ですがこのタミヤのゴールドリーフ、エナメル塗料の瓶に入ってますがラッカー系シンナーでないと薄めることができないのでご注意を!
内部を塗装し砲弾をセット
しかし砲塔を載せてない段階でほとんど見えませんね💦
さらに砲塔内側も塗り分けて組み立てて見ると、もうのぞき込まない限りは見えないレベルに・・
ですがこの中身ギッシリ感がオープントップ車両の醍醐味ではありますね!
内部の組み立てと塗装が済んだので心置きなく外部の組み立てへ・・
足回りはいつもの通称「ロコ組み」で
転輪と履帯を接着し、車体とは取り外し可能としておきます。
上部カバーを付けるとあまり見えない排気管を塗っておきます。
ハルレッドで塗装。
それっぽく見えてれば良いでしょう♪
専用ディテールアップパーツが出ると、つい買ってしまいたくなるのが悪い癖。
結局完成してしまえばあまり気にならないし、制作時間もアップしてしまうんですけどね。
精密感が出せるとなると手が伸びてしまいます。
今回もお手軽なお値段が魅力のパッションモデルズを買ってみました。
車体上部のメッシュ部分も3Dプリンターの威力でこの繊細さ。
しかしそれ故に慎重な扱いが求められますが・・・私は先細ニッパーでガシガシとカットしてたら網目が欠けてしまいました💦
説明書にも記載されてますが超音波カッターや、しなりの有るナイフの使用が良いようです。
という訳でメッシュ部分はキットのままで。
フックやライトガード等は頑張って慎重に切り離し使用できました。
まったく、余計な出費をしておきながらお粗末なお話ですね💦
しかしながらライトガードの細さと使いやすさはやはり別格。
ここはプラ製パーツだと、いつも厚みが気になってしまう所なのでありがたいですね!
ちなみにこの砲身の布カバー部分は、4つのパーツを合わせて組み立てるのですが、流石のタミヤ製と納得のバチピタ感です。
う~ん 気持ちいい♪
細かいフック類も3Dプリンターで再現されてますが、今回は車外装備品の有る辺りだけに留めました。
まあ全部フックを替えたところで作った本人以外誰も気づかないってのも有りますが、今回は米軍戦車で特徴的な、車外装備品をフックを通してベルトで固定するっ・・てのをやってみたかったんですよね。
こんな感じですね!
まあ今回の新しい試みという事で♪
あ、そうそう今回はアンテナ基部もアドラーズネストのアメリカ軍車載アンテナも使用。
コレに使おうと買ったわけではなく、模型や巡りをしてて何だか気になったので購入してあったのを今回使ってみました。
あと米軍車両に良くある荷物も以前作ったキットの余りもの等を乗っけてみました。
という訳で工作はこんな感じでしょうか?
米軍車両はあまり作った事がないので塗装の順番など、少し考えながら進めないとな~などと考えております。
次回に続きます。