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タミヤ vs アカデミー:Ⅰ号戦車B型キット比較

今回は ついにタミヤからも発売となりました!Ⅰ号戦車B型です。

これで海外製品に頼らずとも大戦中のドイツ Ⅰ~Ⅵ号戦車が揃えられる訳ですから、古参のタミヤミリタリーミニチュアファンとしては感慨もひとしおですよね♪

折しも発売時期近くに海外のメーカーからもⅠ号戦車が発売されおり、そちらとの作り比べもまた楽しそうです。

そこで今回は、このタミヤの最新キットを制作しながら軽くアカデミー製キットと比較してみようかと思います!

では行ってみましょう♪

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小型な軽戦車だけあってパーツ数は少な目ですね。

生産性の高さがランナー状態で感じられるのがタミヤの良いところ!

サクッと組んで塗装を楽しみたいですね。

 

細かく見ていきましょう。

牽引ロープはプラパーツで再現。

モールドも良いので違和感は有りません。

 

各車外装備品の取っ手は穴は開いてないですね。

その分縁の薄さ、取っ手全体のサイズ感はこちらの方が本物に近い大きさに再現されているかと思います。

 

脚部のサスペンションを再現したパーツです。

アカデミーでは3パーツで再現されていた、このパーツがタミヤでは㉖番1パーツで再現されています。

アカデミーキットでは何気に作るの面倒だったのでありがたい所ですね。

 

 

最近のタミヤキットのフィギュアは良く出来ていますが、今回も間違いなさそうです。

面倒がらずに塗装してあげたいところですね。

帽子違いで頭部は2種付属。

ライトレンズが透明パーツなのは嬉しいポイント!

不透明なパーツをシルバーに塗っても、あまりライトっぽくならないので有難みを感じます。

 

転輪はホイール支柱部分と円形部分が別パーツとなり、挟み込んで組み立てる方式。

 

一体成型では再現できないホイール形状を再現する為なのか?素人には分かりませんが接着による合わせ目が出来てしまい、制作の手間が増えます。

そうまでして再現したかった形状が、タミヤさんの拘りには有ったのでしょうかね?

 

と、いうことで組立開始!

最近の定番、車体の箱組みから。

タミヤらしくサポートもしっかりと施されて、ゲート処理をしっかりしていれば問題なく組み立てられます。

タミヤの近作はもう、ピッタリとパーツが合わなかったらもう自分のせいだと言い切れるレベルの部品精度ですね。

 

やっぱり転輪組み立ては難儀でした💧

私の腕では一発で合わせ目処理出来るはずもなく・・パテ盛り削っての作業で時間を食われました。

 

 

組み立て方式はいつものロコ組で。

転輪等を接着せずにキャタピラを巻き付け取り外し可にしておきます。

キャタピラの曲線部分は実車で言う所の2つ分を1パーツで再現しているため、パーツ数は若干ですが少なく押さえられています。

逆にいうと1パーツずつ少し曲がっているために、キャタピラだけを繋げてから起動輪等に巻き付ける・・というやり方は まっすぐにならないため出来ません。

直接転輪にキャタピラを1パーツずつ貼っていくのが良いようです。

ん~言葉で説明するのはちょっと難しいですね😅

 

マフラーカバーも最近おなじみエッチングパーツを方に嵌め込んで曲げる方式ですね。

今回は少しでも型が付き易いように、ライターで炙って焼き鈍してから型に嵌めました。

やってはみましたが効果は微妙ですし、炙り方が全体的にやらないとエッチングパーツも歪むしであまりお勧めはできませんね💧

 

面倒な足回りさえ出来てしまえば、もう勝ったも同然!

コンパクトな車体にちょこっとパーツが付いてるだけなんで一気に組み立てましょう。

タミヤのキットは前後のフェンダーも無く、シンプルな感じ。

戦車の見どころであるキャタピラも良く見えて、この状態が好みです。

 

タミヤの砲塔は内部の機銃後部まで再現されています。

フロントカバーも別パーツになってるんで、ハッチを開けた状態も出来るかも。

そのかわり銃身は固定で、アカデミーのように上下に可動しません。

 

と言う訳であっさりと組立完了!

例によって車外装備品やライトレンズは塗装後に装着するため、未接着です。

クラシカルでありながらスマートなスタイルで、Ⅱ号、Ⅲ号と発展していくドイツ戦車の源流が見てとれます。

 

右のダークイエローがアカデミー製Ⅰ号戦車。

どちらもよく出来てますね。

アカデミーの牽引ロープは表情は付け易いものの、やはり少し貧弱に見えてしまうのでタミヤ製の方が私は好みでしょうか?

 

 

どちらのキットにも良いところが有り、甲乙つけがたいですね。

 

アカデミーのキットにはタイヤのロゴが彫られていますね。

 

少々腕のある方なら糸の牽引ロープもソフトワイヤー等で作り替える事も簡単でしょうし、ライトレンズが不透明なのもUVレジン等で作る事も出来るのではないでしょうか?

今回はまだ作ってませんが、アカデミー製品にはバイクとフィギュア2体が余分に付いてるのでそちらを選択するのも十分アリですね。

一応お伝えしておきますが、タミヤとアカデミーで車体下面のハッチ位置が逆になっています。

これはタミヤが正しいそうですが、まあ車体下面で見えない所なんで気にせず作るのが精神衛生上も良いかと思います😅

 

今回はフィギュアも組んでみました。

専用設計なのでピッタリとフィットし、また人との比較でサイズ感が分かるのでやっぱり断然フィギュアも組むことをおススメします!

ただ塗装が苦手なんですよね~(^^;)

 

という事でタミヤ Ⅰ号戦車B型でした。

言わずもがなのタミヤ製品なので組立精度はバッチリ!しかも面構成もシンプルなのでその分塗装に力を入れられそうですね。戦車模型入門用にも良いかもしれません。

サイズ的にもコンパクトで、最近1/16のティーガーを作ってた自分からすれば手乗り戦車サイズのⅠ号戦車は何だかほっこりしてしまいますね♪

皆さんもぜひコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

 

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