うん十年としばらくカーモデルは作ってなかったのですが、最近たまたまガソリンスタンドで給油中に隣に止まったこのフェアレディZが凄く印象に残ってしまいました。
「あれ?Zってこんなにカッコ良かったっけ?」
子供の頃には大人になったら「フェアレディに乗りた~い!」なんて思ってましたが、実際大人になるとそんな事は忘れて他の車を乗り継いできました。
しかしその時、実際に近くで見たフェアレディのボディーは凄くグラマラスで迫力も有り、大人のスポーツカーを感じさせ、子供の頃の熱い思いを甦らせてしまったという次第です。
今でさえ、私の財力ではおいそれとは買えないフェアレディZ。
たまたまタミヤさんからバリエーションキットとしてヘリテージエディションが発売されたのを機に、久しぶりに作ってみるかという気になりました。
今回は私も久しぶりのカーモデルという事も有り、参考にできる内容になるかははなはだ疑問ですが、緩い気持ちでご覧ください💦
さてその気になったはいいのですが、あんまり久しぶりすぎるので参考にしようと特集本を買ってみました。
最近はYouTubeなどネット上でも参考になる物は沢山ありますが、やはりじっくりと手元に置いて参考にするには書籍が一番!
カーモデル作りの基本がしっかりと解説されています。
作者の北澤さんはYouTubeでも「大人のプラモ道」でカウンタック製作の動画を配信されております。
凄く参考になりますので皆さんも是非!
昔は缶スプレー吹いて塗装して、ちょこっと筆で塗り分けして満足してましたが、やはり模型グループメンバーの凄い作品を間近で見てきたので、もう少ししっかりと作り込みたいと思います。
カーモデルと言えば、何は無くともまずは美しいボディーから!という事で表面処理から始めてみましょう。
ボディーパーツを眺めていると、成型上出来てしまうパーティングラインが有るので600番程の耐水ペーパーヤスリで消していきます。
このキットだと赤いラインの部分が主な所でした。(線引きがヘタでスミマセン💦)
またボンネットとフェンダーとの境目など、エッジをなるべく残したい所などはマジックヤスリなどを使いました。
さて、パーティングラインの処理が済んだらスジ彫りの掘り直しをやっておきます。
カーモデルは塗装の塗り重ねでどうしてもスジ彫りが埋まってしまうので その対策ですね。
ラバーパーツなどの境目はハセガワのけがき針で、ドアやボンネットの境目はファンテックのスジ彫りカーバイトの0.125mmを使いメリハリをつけてみました。
このキットはニスモバージョンやレースバージョン等のバリエーション展開を考えての事だと思うのですが、サイドフェンダーやフロントバンパーが別パーツとなっています。
接着しろはあまり無い事も有り、不器用な私は破損させる可能性大なので適当なプラ版をカットして裏側から補強しておきました。
バンパーとの接合部分もスジ彫りを掘り直し、接着面が少しずれていたのかボディーとツライチになってなかったのでその辺りをヤスリで整えつつボディーの成形は大体できたかな?といったところです。
普段は戦車やスターウォーズ物など、汚す事を前提に表面処理は正直なところ雑に作ってるので、じっくり綺麗に仕上げるカーモデルの製作には緊張しますね💦
次回に続きます♫