今回、またもやバンダイ ビークルモデルのブロッケードランナーを買ってみました。
どうにもスターウォーズ関係が多いですが、子供の頃にエピソード4~6を見てしまった人間としては、このバンダイのラインナップは見過ごせないですね。当時は海外製キットしかなく、子供の目で見ても今一つな出来だったそれですら田舎では手に入れる事は困難で、憧れのプラモデルの一つでした。
それから年月が経ち、日本のメーカーからもキットが出始めて気になってはいましたが、遂にバンダイからプラモデルが出るとの情報を聞いた時はワクワクしましたね♪ 普段からバンダイの技術力は凄いと思ってましたし、大手のバンダイから出れば入手のしやすさも段違いだろうと・・。
そして発売されたバンダイのスターウォーズキットは、私の期待を裏切らないどころか、更に上をいくものでした。
このブログのテーマの一つである、気楽にプラモデルを楽しむというスタイルにバンダイ製品ほどマッチした素材は無いと思いますし、その手軽さにも関わらず完成品のすばらしさは一級品です。
さてそのブロッケード・ランナーですが、ビークルモデルシリーズとしてはちょっと大きめ。といっても文庫本2冊並べたよりは少し小さいぐらいです。
あ、ところで皆さんこんな宇宙船スターウォーズにいたっけって思ってませんか?ホンとのところ、自分はそう思ってました(汗)
スターウォーズ エピソード4の冒頭、レイア姫が乗船しててスター・デストロイヤーに捕まったあの宇宙船なんですよ!?史上初登場の宇宙船だったんですね。
ハコの横には完成見本が・・こんな船だったっけ?と思った方はエピソード4をもう一度見てみましょう♪
更にシールの貼る場所と説明が表示されています。正直綺麗に貼れる自信がないですが、検証しつつ使うかどうか考えましょう。
ちょっとピンボケしてしまいましたが、細かなモールドがぎっしりと刻まれています。
感覚が麻痺しちゃいそうですが、実物はこんなに小さいです。
良いプラモはパーツ状態で見てるだけでワクワクしますね。
そしてシールがコレなわけですが、紙製ではなくちょっと柔軟性を持ったフィルムといった感じです。以前他のキットを作った時に使った事はあるのですが、意外とデコボコした面への追従性もよくて、しっかりとクリア塗料などでコートすればヘタに塗装したものより綺麗に仕上がります。
ただ、今回のブローケッド・ランナーのデコボコは結構きつめなので、満足のいく仕上がりになるのかは慎重に見ていきたいと思います。
組立自体はいつものビークルモデルなので手軽なものです。
経験のある方なら30分もあれば組み立てられると思います。
更に組み立てるだけなら接着剤不要なスナップキット、まったくストレスはありません。
あっという間に組立完了です。完成してもこの手のひらサイズ。
バーニア部分のディテールも抜かりなく。
多少パーツの合わせ目に隙間ができたので、溶きパテ流しこみましたが、まあ気にせず塗ってしまえば解らないレベルでしょう。
とりあえず、メカサフのヘビーという濃い目のグレー色のサーフェイサーをバーっと吹き付け・・
そのあと、塗料のストックの中から適当にガイアカラーのマーズライトグレーを吹き付けてみました。
全体にまんべんなく塗装し終わった後、早速シールを試してみました。
色々試しながらやってみましたが、まあこだわらなければ充分これで見栄えのするものが出来そうだと判断し、これで仕上げる事にしました。
手順としては・・・というほどの物ではないですが、とりあえず先の細いピンセットで大まかに貼り付け。
そして綿棒で全体的に押し付けて、最後に細かいモールドや筋彫りを爪楊枝でなぞるようにして密着させました。
そうこうしているうちに、完璧に貼り付けようと強く擦りつけた為かところどころ色が剥げてしまいました。
しかしながら、その色剥げ感が逆にスターウォーズメカらしいとポジティブに判断しそのまま製作しました。
そのあと前回のスター・デストロイヤーの時のようにスミ入れと艶消しクリアをスプレーで吹き付け一気に完成させました。
薄汚れた感じが、スターウォーズメカらしさを出してくれたかと。
やはりスミ入れするとディテールがハッキリとして際立ちます。
後方のエンジン、バーニア部分もごちゃごちゃとしたデザインがカッコよろしいです。
色んな角度から眺めて悦に入る・・・・モデラー至福のひと時ですね。
以上ビークルモデル ブロッケード・ランナーでした。
相変わらずバンダイのスターウォーズシリーズの出来は秀逸で、作りやすくてディテールも素晴らしいです。付属のシールも完璧に塗装された完成品には劣るかもしれませんが、実際この小さな模型に綺麗に塗るのは相当なスキルが必要ですし、根気も要るでしょう。
出来栄えと掛かる手間を天秤にかけるとすれば、私はシールで十分な気がしました。
それよりも手軽に作ってコレクションするのがこのシリーズの醍醐味と割り切り、肩の力を抜いて制作するのが良いかと思います。
皆様も是非一度お試しください♪
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