環境的になかなか塗装の時間が持てない私は、どうしても作るだけで未塗装な物が増えていってしまいます。
それが未完成病の一因でも有るのですが、少しでも時間が有るなら何かしらの模型を作っていたいので仕方のないところですね。
で、時間が有るときに一気に目に付いたものをサーフェイサー吹いてしまうという行動に出るわけです。
今回は以前紹介した物の経過報告がてら、サフ吹き状態のキットを紹介します。
まずはウォーカーギャリアから。
胴体部分の各所に装甲の荒れ的な表現を施しました。
これでは分かりにくいので、サフ前の状態を・・
以前ズベズタT34の時にやった手法ですね。
ウォーカーマシンには戦車や重機のイメージを持っているのですが、
だとすると本体である胴体部分を破壊されないように重装甲を施すんじゃないか?手足はキャタピラや車輪のイメージで破壊や損耗すれば交換が利くパーツなのでは?さらに高速で動き回る事を求められる手足には、そんなに重装甲は施せないんじゃないか?とか想像するわけです💦
そこで比較的装甲の薄い手足はリベット打ちでの接続で、重装甲の胴体部は溶接で止められた状態を再現してみました。
あとは増加装甲やフック類を取り付けてみたり、ギャリーウィルのコクピット部にフレームを追加してみました。
ここガラス張りだけってのも泥臭いウォーカーマシンらしくないですしね。
フックも、牽引や整備の時などここには必要なんじゃないか?って所を想像(妄想?)して取り付けていきます。
これはこれでセンスが要ると思いますが、ジャンクパーツや自分の技量と理想を天秤にかけながら中々考えがまとまらないながら楽しい時間ですね。
お次はブリザードガンナーです。
こいつはほとんどイメージ通りで動きもスタイルも申し分なく、特にいじる所はありません。
しいて言えば、ディススモークチャージャーが気に入らないくらい。
そこで付属のスペシャルパーツとジャンクパーツでデコレートしてみました。
スペシャルパーツという名目で付属する手すりですが、1/72というスケールを考えるとラッタル(梯子)として使うぐらいかなと・・。
それでもちょっと大きいと思いますけどね。
後部ハッチの横に付けました。
ハッチに付く取っ手としては、フィギュアと比べるとデカすぎるので1/35のジャンクから持ってきました。
まあそれでも1/72として考えるならデカいと思いますけどね。
あと胴体横に付くディススモークチャージャー。
部品の分割上の問題で合わせ目が凄く消しにくい構造なのと、こだわりたい所が有ったので少し改造しました。
3連装のディススモークチャージャーは旧ドイツ軍戦車の大戦中期ごろによく見られる装備であり、ブリザードガンナーのデザインもそれからヒントを得ているんだと思います。
しかしドイツ戦車のそれは一直線に並んでいるのではなく、上に行くほど外側に広がって装着されているんですよね。
そこでキットも上と真ん中の二本のチャージャーの根元に切り込みを入れ、角度を付けて瞬間接着剤で固定しました。
また先端の合わせ目を綺麗にできそうになかったので、プラパイプで作り変えてあります。
あ、あとレビューのところで書きましたがミサイルポッドは2発分削って発射済みの戦闘後を再現しました。
この独特な低く構えたシルエットがなんとも魅力的です。
あとAFSもサフ吹きを。
こちらは暗色から塗ってみようとメカサフのヘビーを吹きつけました。
ちょっとシンナー薄めすぎた感じで艶が出てますが、結構合わせ目が残っていたので再度処理を進めていきます。
ついでに省略されているコード類を再現してみたいと思ってます。
他にも製作途中の物は色々とありますが・・・そろそろ何か完成させたいので、とりあえずこの3種に絞って進めていきたいと思います♪