プラモDEブログ

プラモデル作りをもっと気軽に楽しもう♫

【タミヤ】 Ⅲ号突撃砲G型(初期型)その7

f:id:garage105:20191102223958j:plain

さて今回は足回りの汚しに入る前に 単色塗装の単調な感じを少しでも印象深いものにするためにドッティングを行いたいと思います。

 ドッティングとは いろんな色の油絵の具を ランダムに塗って,薄め液でぼかしていく技法です。

 これにより 微妙な色合いが生まれ基本塗装だけでは表現できない自然な風合いが出てきます。

 

 

f:id:garage105:20191102224011j:plain

今回はこのような感じでチョンチョンと色を置いていきました。

下の白い台は、近所の100均で買ってきたターンテーブルです。

安っぽい作りですが どうせ汚れる物だし充分使えますよ。

f:id:garage105:20191102224021j:plain

塗って10分ほどしたら薄め液でぼかしていきます。

微妙に色が残るように、また斜面は筆を上下に動かすのを意識して行います。

f:id:garage105:20191102224030j:plain

スマホのカメラでどれだけ感じが伝わるかは微妙ですが、手を少しづつ加えていくことで段々とおもちゃっぽさが消えていきます。

 

f:id:garage105:20191102224050j:plain

ここで一旦塗装の便を考えて接着していなかった車外装備品や、ペリスコープを装着しておきました。

これから砂ぼこりの汚しを入れるので、後になってそこだけ汚れ具合が違うのを避けるためです。

f:id:garage105:20191102224057j:plain

こちらはジャッキ、ジャッキ台の設置ですね。

 

f:id:garage105:20191102224113j:plain

まずは基本的な砂ぼこり色を全体的に吹いてみようと思うので、タミヤ 水性アクリル塗料のバフを薄めてエアブラシします。

簡単に埃を被った感じが出るので私はよくやります。

 

f:id:garage105:20191102223846j:plain

車体下部も地面に近い所 入り組んだところを濃い目に塗装して、 上に行くほど薄くを意識します。

 

f:id:garage105:20191102223854j:plain

車体上面はくぼんだ所や陰になる部分に吹いていきますが、この時に車外装備品にも遠くからも吹きかけておく事で自然と色が馴染むのでやっておきましょう。

 

f:id:garage105:20191102223902j:plain

さて全体的に埃を被せたら、今度は本格的に足回りの汚しに入ります。

使用するのはクレオス Mr.ウェザリングペースト です。

その名のとおりペースト状になっており 立体感のある盛り付けができるので、車体にこびりついた土も表現できます。

今回はちょっときつめな泥汚れに挑戦したいと思います。

 

f:id:garage105:20191102223910j:plain

まずはマッドイエローを毛に腰の有る、固めの筆でトントンとのせていきます。

塗ったばかりはもちろん、湿った泥の雰囲気ですが・・

 

f:id:garage105:20191102223920j:plain

乾燥すると乾いてこびりついた土の雰囲気となります。

これも一色だけだと単調なので、もう少し色をのせていきます。

 

f:id:garage105:20191102223928j:plain

次はマッドブラウンを使い、更に付いたばかりの湿った土を再現していきます。

筆で塗っただけでは 見た目に浮いた感じになってしまいますが、この後薄め液で境目をぼかして馴染ませます。

更に自然な感じに馴染ませるため、再度毛の堅い筆ににペーストを付けて弾き飛沫を浴びた感じにしていきます。

使い古した歯ブラシなんかを使うと良いでしょう。

f:id:garage105:20191102223935j:plain

そして大体できたのがこちら。

何色もの土色が混じって自然の泥汚れのようになってきました。

起動輪の歯の部分は常に履帯と接触し泥が擦り落とされるので、綿棒等で拭っておきます。

 

f:id:garage105:20191102223950j:plain

後部は履帯で泥をはね上げていくはずなので、更に汚れをきつめに入れていきます。

 乾いた土と付いたばかりの湿った土が混ざり合ってメリハリのある汚しができました。

f:id:garage105:20191103220156j:plain

 さて、最後に履帯の塗装とウエザリングをしてフィニッシュと行きたい所でしたが、今週はこれ以上 製作時間を取れそうにありません。

ここまでの工程で かなり歴戦の兵らしさが出てきたと思います。

履帯も基本的には今回と同じような 汚し方をしていきます。

実は最後まで迷ってたんですが 履帯は今回社外品を使わずに付属のベルト式を使って仕上げてみたいと思います。

 次回に続きます!