なかなか塗装する時間の無い中、あれから少しだけ手を入れてみました。
ドイツ戦車に限らず、予備の履帯を増加装甲を兼ねて装着している車両を当時の写真を見ると良く見かけます。
キットにもそれに利用できる予備の履帯が付属していますが、画像のようにもう少し長く垂れるように装着させたくなったので、以前作って余っていたⅢ号戦車用の連結可動式履帯を使ってみました。
こんな感じで片方だけ装着してみました。他の場所にはキット付属の予備履帯を装着させるつもりです。
少しづつ手を入れる事によって、段々と自分だけの完成品になっていくのが嬉しいですね。
また、少し気になったのがこのハッチ周りに張り巡らされた板状の物ですが、これも実物はペリスコープです。
パッケージイラストでもこのように描かれていますね。しかしこの小さいパーツにディテールを入れるのも大変そうだし、でも車体色と同じ色なのもなぁ~と思案した挙句に塗装でそれらしく再現しようと思い立ちました。
まずは艶有りのブラックで塗装します。このままでもまあ良いのですが・・。
少しでもガラスっぽくしようとクリアーブルーを吹きました。
そこに1mmマスキングテープを3mm弱の幅にカットして貼り付けます。
これを塗装が済んだら剥がしてみるという、パターンで今回は試してみます。はやる気持ちを抑えられず、完全に乾燥していないのにテープを貼ってしまったので仕上がりが少し不安ですが、塗装終了後に剥がすのを楽しみにしましょう。
砲身の隙間やら、ハッチからどうしても内部が見えてしまうので内部をフラットブラックでまんべんなく塗装しておきました。
今回真鍮やステンレスのエッチングパーツを各所に使っていますので、塗装の乗りを良くするためにメタルプライマーを吹きます。金属部は塗装後にウェザリングをする時に擦ったりすると塗装が剥げやすいので、念のため厚めに吹いておきました。
ここまででやっと下準備が完了したので、サーフェイサーを吹いていきます。今回は塗装の際に影色にも向いているかとマホガニー色のサーフェイサーを吹き付けました。ダークイエローの下地に良いかと私は愛用しています。
とりあえず車体全体に吹き付けました。また、塗装後に付けるつもりのパーツ類にも全体的に吹き付けて下塗りは完了です。
再度各部をチェックして、問題なければ塗装に入っていこうと思います。
次回に続きます。
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