心ゆくまでウェザリングを楽しんだので、ズベズダT34完成といたします。
車体は一色だけの塗装なので苦労もなく、クレオスのカラー511番 ロシアングリーン 4BOも自分のイメージするソ連戦車にピッタリだったので助かりました。
キットは概ね作りやすくて、海外キットに良く見られる車体の歪みなども無く中々の品質でした。
T34ではほとんど目立たないのですが、ペリスコープ内にクリアーパーツを採用するなどズベズダが自国の戦車だからという訳ではないでしょうが、かなり拘って再現されています。
ひとつ難点を上げるとすれば、履帯(キャタピラ)でしょうか?
一個一個接着して繋げていく部分連結式を採用しているのですが、コレが結構合わせ目がタイトですんなりとハマってくれる所が少なかったです。
これから作られる方は、しっかりとすり合わせを行い組み立てられた方が良いと思いますね。
私の完成品は見えない所で履帯に隙間ができていますが、強引に接着して誤魔化しています💦
デカールは砲塔に貼る分だけでしたが、マークソフターにもクシャクシャになる事も無く意外と品質良さげでした。
ただ装甲面はツルツルで表現されているので、気になる方は加工が必要です。
私も砲塔部分だけは、荒れた面になるよう加工しました。
やはりフィギュアが無いのは少し寂しいですね。
手持ちにソ連戦車兵フィギュアが無いので、また購入したいですね。
こう見るとT34/76って車体と砲塔が流れるように繋がったデザインで美しいですね。
後で改良して無理やりデカイ砲を積んだT34/85よりバランス取れてると思います。
うん、こりゃ初期のⅢ号戦車じゃ立ちうち出来なさそう!!
話では分かってても、立体物として見ると実感できます。
以上、ズベズダ T34/76 完成編でした。
お値段も最近の海外製品にしてはお安く、また極端に国産に比べて作りにくいという事も無い良キットでした。
今のところ国産のタミヤのキットはかなり古くて、キャタピラも塗装の出来ない材質のベルト式なのを考えるとこちらの方がおススメですね。
大戦中のソ連戦車はタミヤ製は古いキットが多いのですが、リニューアルキットとしてKV-1がアナウンスされています。
この流れでT34シリーズもリニューアルされていくのか?
また今後が楽しみなガレージ105でした♫