先日組み立てたタイ・アドバンストですが、色の数も少なくて簡単そうだったので全塗装してみました。
マスキングは少々面倒でしたが、やはり塗装した方が雰囲気は良くなりますね!
帝国軍の・・しかもベーダー卿の専用機となれば機体が汚れている事も無いのでは?とも思いましたが、やはり多少は使い込みが感じられる仕上げにしたいと思い軽く汚してみます。
基本塗装レシピ
まずは基本塗装の使用カラーを。
①全体にガイアカラーのメカサフ ヘビーで下地塗装
コクピット前面の窓枠部分はこの下地色のままです。
②ガイアカラー ニュートラルグレーⅢでくぼんだ所などを下地色を残しつつ塗装
③ガイアカラー ニュートラルグレーⅡで更に機体上面を中心に塗装
④翼のソーラーパネルをマスキングしてクレオス カウリング色で塗装
という順番で行いました。
デコボコしたソーラーパネル部分を上手くマスキング出来るか心配でしたが、特に失敗することも無く塗装出来ました。
スミ入れでラインをくっきりと
今までブラックでスミ入れすると あまりに目立ってしまい 見た目にも汚く見えるため避けてきました。
しかし、スターウォーズのメカはほとんどグレーでの塗装が基本となっているため、スミ入れのふき取りが多少甘くてもあまり目立たなそうなのと、くっきりとラインを見せた方がカッコいいかも!と思いクレオスのウェザリングカラー マルチブラックでまずはスミ入れしてみました。
この位流し込んでみてからふき取ってみたのですが、今一つくっきりとラインが出ませんでした。
このカラーはブラックで有っても、塗ったり拭いたりして徐々に色味を変えていくには向いているのですが、一発でくっきりと見せたい時には向いてないようです。
仕方なくこの後、タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック)でやり直しました。
こちらの塗料はエナメル系なので、バンダイのスナップキットのようにパーツを差し込んだテンションのかかってる部分に使用すると割れたりするので心配しましたが、今回は特に問題なく使用できました。
スモークを吹き付け使用感を出す
ラインがくっきりと出て シャープな感じが出てきたら、今度はタミヤの水性アクリル塗料 スモークを吹き付けていきます。
私はこの色にフラットベースを混ぜて艶消しにして使用しています。
まずは全体に軽~く吹き付けて全体のトーンを合わせます。
それだけでも随分とおもちゃっぽさは消えて、劇中の雰囲気が出てきます。
後は機体の凹んだ所やパネルラインなどを意識して、強弱を付けて吹き付けていきます。
また機体の進行方向と同じ向きに流しながら吹いていけば、大体それなりに雰囲気出てきますね。
画像ではあまり目立たないですね💦
肉眼では微妙なグラデーションがほどほどに確認できるのですが~。
艶消しスモークだったので、それだけで全体の艶も落ち着いたのでこれで完成といたしましょう!
あまりバリバリに汚すのも 整備の行き届いたイメージの帝国軍ファイターには似合わないですしね。
時間が有れば、組立から塗装までやっても一日有ればできるんじゃないか?というぐらいお手軽でこの出来栄え!
最初は「Xウイングとミレニアム・ファルコンだけでも作ってみるか~」と思っていたバンダイ スターウォーズシリーズですが、ちょっと手を加えただけで引き立つのが楽しくてドンドンはまってしまいますね♫
完成画像
う~ん!やっぱりくっきりと黒でスミ入れした方が映えますね!
自分にスキルが有ったら、画像合成して宇宙空間に浮かべたい所ですが~
キットは差し込むだけでウイングの角度もバッチリ決まります。
バンダイのキットだけ組んでると当たり前に感じますが、誰が組んでも手軽に同じ完成度の物が手に入るプラモデルはそうそう有りません!
以上、バンダイ 1/72 タイ・アドバンストx1でした。
劇中で見たスターウォーズメカを手軽に手にすることができるバンダイのプラモデルですが、このタイ・アドバンストもその典型的なキットでた。
初心者の方はそのまま組むもよし、ウェザリングを施して雰囲気を出すもよし。
中級者以上なら塗装すれば更に映えますし、上級者なら電飾等までと色々と楽しめそうです。
基本の組立が簡単で出来が良いキットは、そのような懐の深い楽しみが出来ます。
このタイ・アドバンストx1は正にそれに値するキットですね♬