ウェーブ マシーネンクリーガー最新作 P.K.A
遂に発売となったP.K.A その昔ニットーから発売されていたキットを製作した記憶が有り、思い入れのある機体だったので購入してみました。
当時はホビージャパン誌に連載された「S.F.3.D ORIGINAL」というタイトルでの登場機体でした。色々な玩具やラモデル、はては某有名乳酸菌飲料の容器を利用しながらそれとは感じさせないセンスの良い造形で毎回作成されたそのキットを戦記調の記事で魅せるという現代にも通じる展開は非常に魅力的でした。
それにしてもガンプラといいマシーネンといい、当時はウン十年後もニューキットが発売され、ましてや自分が作ってるなんて想像もできませんでしたね。
いや~良い時代になったもんです。
マシーネンクリーガーってなんですかって方は説明すると長くなるのでWikipediaでどうぞ。
しかし冷静に見ると、でっかいコンタックの錠剤みたいなボディーに手足が付いたようなこのデザイン、初めて見る方にはどのように見えるんでしょうかね?気になる所です😁
シンプルな見た目もあり、パーツ数も現代では少な目ですね。
ちょっと今日は暇だからプラモデルでも作ってみるか~って時にも最適な感じです。
関節部は安定のポリキャップ製。
特にパーティングラインも目立ちませんし、整形の必要もなさそうです。
シュトラール軍といえば武装はコレ、のパンツァーファースト。
ちょっと戦車などに詳しければ、第二次大戦中のドイツ軍歩兵の対戦車兵器であることは一目両全ですね。
当時は何だかわからず、バズーカ的なもんか?って思ってましたが中らずととも遠からず。
正直な所ウェーブのキットは最近の物でも少し合いが悪くてパーツ同士のラインを合わせて整形するにも気を使うイメージでしたが、こいつは違いますね。
モールドもシャーープで、本体も前後左右のパーツを合わせるのですがバチピタで決まります。
気持ちいい♬
その上接合はポリキャップなので、コクピット内部を完成してから塗装することも容易です。
これは作りやすくていいですね。
以前同じシュトラール軍のグスタフを組んだ事がありますが、格段に組みやすくなっている印象です。
ただし、部品を差し込んだりするときに若干固い所が散見されます。
丸棒ヤスリやピンバイスで穴を少し削ってやれば問題ないレベルですけどね。
ガンプラしか組んだ事ない方にはちょっと気を使うかもですが~。
腕や足には結構合わせ目が出来ます。
腕の部分は装甲の接合部って感じで解釈することもできますが、足はデザイン上それは無いかなって感じなので消すことにします。
といっても合いはバッチリなので接着剤をたっぷり塗ってはみ出させた後、しっかり硬化後に削ってやれば大丈夫です。
ということであっという間に完成です。
このP.K.Aは「マシーネンクリーガー」の世界観の中でも初期に開発された設定なので、装甲戦闘スーツとは言えまだまだ貧弱そう・・・って所がまたいいですね。
しかし手首はマニュピレータが重機のような形状で、どうやってパンツァーファースト撃つんでしょうか?
もし撃てたとしても一発撃ったら終わりの兵器で、どうやって継続して戦うのか?謎は深まるばかりですね😅
空冷っぽいフィンの付いたエンジン部に直接付いたようなマフラー、設定上西暦2800年代のテクノロジーは計り知れないですが何となくカッコいい・・それでいいんです😆
スターウォーズ初期3部作のメカだって、プラモデルの部品寄せ集めで作られてあのカッコ良さ!造形センスのある方のデザインは偉大ですね。
キャノピーは可動、チョコと開けて表情を付ける事もできます。
搭乗してるパイロットは余裕の笑みを浮かべてらっしゃるので、戦闘中とは思えずこんな感じで飾るのも悪くない感じです。
というわけでウェーブのニューキットP.K.Aでした。
新しいキットだけに組みやすく、またパーツ数も少なめでストレス無く組めました。
はじめてマシーネンのキットを組んでみようという方にも、おススメですね。
またウェーブのこのシリーズは根強い人気が有るにもかかわらず、常に生産しているわけでもないので発売後しばらくすると売り切れ、再生産もするかしないか分からず何年も手に入らない事も往々にしてあるので、気になる方は複数買い推奨ですよ。
では皆さん、良いGWを✨