先日例のごとく模型店を訪れていたところ、マックスファクトリーのブリザードガンナーを買おうかどうか迷って買うた止めた音頭を踊ってました。
すると 一緒にいた友人が 横から
「 旧キットでよかったらお値打ちにお譲りしますよ ~ダンナ~」
という悪魔の囁きが! 誘惑に弱い私はすっかり誘いに乗ってしまいました⤵
しかも旧キット1/72のガンナー系全種そろい踏みでお買い上げです💦
また罪(積み)を重ねてしまいました。
リアルロボットアニメ全盛期の「太陽の牙ダグラム」
ブリザードガンナーは1981年に放送されていた「太陽の牙ダグラム」と言う日本サンライズのアニメに登場した 4本脚のロボットです。 劇中では登場するロボットのことをコンバットアーマーと呼んでいました。
子供の頃の記憶ではストーリーは地球の植民地惑星デロイアで独立運動が高まる中、地球人である主人公のクリン・カシムが デロイア独立運動に味方して地球連邦軍と戦う・・・位にしか正直覚えていませんでした 。
とにかく話が暗くて ヒロインの女の子も地味だなしな~という記憶しかありませんでした。
そんな中、先日 DVDで全話視聴する機会があったので見返してみたのでが・・・いや~面白い!
陰謀渦巻く ストーリー展開!
主人公クリンの父地球連邦評議会議長のドナンカシム らの議員たちを地球連邦軍のフォンシュタイン大佐の部隊が監禁し デロイアの独立を宣言する事件が発生。
クリンは地球連邦軍の救出部隊に志願し、見事救出作戦を成功させる。
しかし助け出されたドナンはフォンシュタインを罰するどころかデロイアを地球連邦の8番目の自治州にして、彼をその代表に任命。
さらに同じく監禁されていた議員の中で、デロイア独立を支持した者たちを投獄してしまう。
更にフォンシュタインの独立宣言に呼応して立ち上がった独立運動家たちに徹底的な弾圧を開始。
全ては地球の支配下にデロイアを置き続けるためのドナンとフォンシュタインの政治的な駆け引きに過ぎなっかった。
それを知ってしまったクリンは悩みながらも、デロイアの独立ゲリラ部隊に身を投じていく・・・といった流れでした。
当時のキットは・・
最前線で戦いと、それとは関係なく政治に翻弄されていく人々のドラマが当時のリアルロボットアニメのジャンルからも一味違い、楽しませてくれます。
さてストーリーの面白さはさておき、コンバットアーマーの戦うシーンしか興味の無かった当時のガキの自分は もちろんダグラムプラモデルにもはまっていました。
色々なスケールで発売されていましたがメインとなるのは1/72と1/48の2種類だったと思います。
お小遣いの乏しい当時の自分には1/72シリーズ買うのがやっとでしたが、主人公メカのダグラムと ラウンドフェイサーは作った覚えがあります。
当時のダグラム人気は凄まじくロボットアニメとしては異例の 1年半放送が続いたので、登場するありとあらゆるメカがキット化されてました。
主要なコンバットアーマーは言うに及ばず 輸送用トラックや戦闘用バギーや装甲車、戦闘ヘリから輸送ヘリまで。
こんなの出てきたっけ?というのまで発売されてましたね。
また当時ガンプラの作例などで、スケールモデルのデカールなどを流用してそれっぽく仕上げた作品を見て「リアルだ!」などと思っていた時代にダグラムははじめから専用デカールが付属してました。
それがまたプラモ少年のハートを刺激しましたね~♪
驚きのニューキット発売!
さて時は流れて現在、もうダグラムのプラモデルの新キットなんて出る訳ないし 旧キットなんて手に入らないしと 思い出の中の存在と諦めていました。
Max Factory 太陽の牙 ダグラム 1/72 scal コンバットアーマー ダグラム
しかし冒頭でお話ししたマックスファクトリーから2014年になんと新製品として主人公メカ「ダグラム」が1/72で発売となりました。
1/72にしては少々値段が高いなあとは思いましたが、当時を知る者としては買わないわけにはいきません!!
ですが発売当初は「ダグラムの発売は嬉しいけど、これシリーズでどこまで出してくれるんだろうか?」と心配していました。
しかし嬉しい事に予想に反してそのままどんどんコンバットアーマーは発売されていきました。
結局2足歩行タイプのコンバットアーマーは全種類発売されました。
太陽の牙 ダグラム 1/72 Scale ソルティック H404S マッケレル
まあブッシュマンやブロックヘッドくらいは出るだろうと思ってましたが、サバロフやマッケレルまで出るとは・・・。
そしてダグラムに登場する特徴的なメカである、戦車に脚の生えた様なデザインである〇〇ガンナーと呼ばれる種類のキットまで発売されました。
その第一弾が寒冷地仕様であるブリザードガンナーという訳です。
太陽の牙ダグラム MAX15 1/72 Scale アビテート F35C ブリザードガンナー
キットの出来は画像を見ていただいた通り、変なアレンジは加えずに当時の設定画のイメージを忠実に再現している感じです。
まとめ
さて、新たに発売されたダグラムシリーズのプラモデルいかがでしたか?
プラモデルとしては やはり最近のバンダイに比べれば組み立てづらい所は有りますが、初心者の方でも十分組み立てられますよ。
あの当時に熱い思いを味わった方はぜひ挑戦してみてください♫
私もどんどん作っていきたいと思います!
現在マックスファクトリーダグラムシリーズが再版されて入手しやすくなっているようですよ!
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