最近ネット上で知ったのですが、タミヤさんが版権終了との事でフェラーリ関係のプラモデルが販売しなくなるとの事。
普段カーモデルはあまり作らないので「そうなんだ」程度には思っていたんですが、無くなるとなれば気なってしまいますよね。
そんな中、先日行きつけのプラモデル屋さんに行って店長さんと話しているうちに話題がその話になりました。
店長さん曰く「最後の入荷になるという事で沢山フェラーリのキットを仕入れたが、もうほとんど売れちゃってそれしか残ってないよ」と言って棚の上を指差した先に有ったのは・・・
これ!
懐かしのフェラーリ・テスタロッサです。好きだったんですよねこの車♬
発売当時に2つほど買って完成させた記憶が有りますが、今はもう手元に有りません。
その当時の思い出が一気に吹きあがって来て、もう迷わず買ってしまいましたよ。
元々子供の頃にスーパーカーブームを体験している世代の自分には、フェラーリやランボルギーニなどには思い入れが有ります。
もちろんテスタロッサの実車が出た時もカッコいいとは思ってましたが、1986年に出たセガのアーケードゲーム「 アウトラン」というドライブゲーム(当時凄くやりこみました)の自車がテスタロッサだった事や、アメリカのテレビドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」で主人公刑事の愛車が白のテスタロッサだった事もあり、私の中で特に思い入れのある車なんですよね~。
この流れるようなフォルム!これが1986年発売のキットですよ。
タミヤキットは30年以上前からこのクオリティ!
この時代のフェラーリだけでなく、スーパーカーと呼ばれた車には付き物のリトラクタブルライトがまた泣けるんですよね!
キットはリアのハッチが開閉式で、エンジンルームも見る事ができます。
なのでエンジンもバッチリ再現されてます。
当時作った時はエンジンは塗装もせず、リアハッチも接着して見えなくして手抜きしてましたが、今ならじっくり再現してみたいですね!
今なら資料も手に入りやすいのでパイピングがどうなってるかとか分かりやすいでしょう。
そしてこれ見て思い出したんですが、リアに付くフェラーリのエンブレムの馬がパーツ化されてるんですよね。
「あ~そうだったな~」
「流し込み接着剤も無い時代に苦労してくっ付けたよ、このお馬さん。
今じゃ絶対にエッチングパーツか何か別の素材だよな~。」
と、ノスタルジックに思いだしてしまいました。
そう考えていると次々に当時の事が思い出されてきました。
「当時寮暮らしだったけど、ベランダでスプレー塗装して他の部屋から臭いって怒られたなぁ」
とか
「完成させたテスタロッサ、後輩が欲しいとしつこくて嫌々あげたなぁ」
などなど・・
ろくな思い出じゃないですね💦
プラモデルって何十年経っても当時の製品が手に入り、また手に取るとそれを作っていた当時の自分を思い出して過ぎ去った時に思いを馳せる事ができる。
もう手に入れる事が出来なくなったメーカーやキットも有るでしょうが、今になって思えばいい趣味だったのかなと思います。
そんなキット皆さんにも有りますか?
とにかく、少しでも気になるなら今のうちですよ、タミヤのフェラーリキット♬