さあ今回からは私が発売を楽しみにしていたタコムのビッグスケール、1/16ティーガーⅠ前期型を組んでいきたいと思います。
幼少期からプラモデルを嗜んできた者にとって、デカいプラモデルはそれだけで憧れの存在でした。
小学生の頃に近所の駄菓子屋(昔は駄菓子屋さんにプラモが売ってました)の棚の最上段に飾られた大きなプラモデル。
金持ちの親を持つ友人は、1/60ガンダムやらタミヤの1/25 ティーガー1だのを持っていて非常に羨ましかったものです。
当時はあまり親に買ってもらえなかったその思い出が、いまだ時々うずいてしまうんですよね😆
・・・という事で、今回は当時の憧れを自分の物にするため張り切って製作していきたいと思います!
宜しくお付き合いのほどを♪
さて、実物を見た事が無い方も多いと思いますので、まずは箱の外観から。
上から見た時はそう分からないですが、横から見るととんでもない分厚さ。
さすがは1/16スケール、さすがは重戦車!
でもこの箱からするとランナーが上に上にと重ねられているわけで、パーツに負担がかからないか心配になりますね。
実際はパーツも分厚いので心配はなかったのですが・・。
車体部分は一体成型で再現されていますよ。
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じゃなくて1/35ティーガー1です(^^;)
初めて見た時は笑ってしまいました。
デカすぎ!
いや~わくわくしますね!
ちなみに砲塔のパーツだけでこんな感じです。
中に1/35が入っちゃいそうです。
金属パーツは必要最小限といった所。
エンジンデッキのグリルと砲身の一部。そして牽引ロープと履帯交換用ワイヤー位でした。
後は指揮戦車を選択した場合に使用する星形アンテナがエッチングで再現されますが、強度が心配な感じですね。
デカールは6種類の塗装例を再現できる物が揃っています。
もちろん箱絵に描かれている通り、戦車戦のエース ミハエル・ビットマン が通算88両撃破で柏葉付騎士十字章を受賞した時の車両も再現できます。
非常に惹かれたのですが、ビットマンの車両は1/35で作りたい気持ちもあったので今回は別の車両を作ってみます。
少しでもティーガーについて調べていれば分かりますが、防盾一つとっても色々なタイプが存在します。
もちろんこのキットでも3種類からの選択式となっています。
1/35ではオーバーになりがちな車載工具の固定具のハンドルも、もちろん開口されていますし、厚みも自然に再現されています。
雑具箱のディテールも、ロックの南京錠もモールドされてますね。
転輪も分厚くなってしまうので、貼り合わせて1個の転輪を再現します。
タイヤのロゴなんかももちろん刻まれていますね。
マズルブレーキももちろんスライド金型で一体成型されています。
まあこれくらいは最近の1/35でも再現されているので当然ですね。
自分的に気になった所もあります。
私の買ったタコム製品全般に言えるのですが、装甲の表面がツルツルしていて荒々しさが少し足りません。
実際のティーガー1をまじかで見た事が無いので何とも言えないのですが、多少誇張しても装甲面に表情を付けたいところですね。
さて、パーツ紹介はこの辺りで。
次回より製作に入って行きますね!