はい 半月ぶりの更新となりました タコム ティーガー1です。
私の手が遅いのも原因ですが、余計な所に拘ってるが故に絶賛遅延中です。
基本的にこのキット、ドラゴン等海外の比較的 精密再現された1/35キット程度のパーツ分割で、物も大きいのでサクサク組めるのですけどね。
ではなぜ時間が掛かるのか・・理由は後ほど。
まずは砲尾の部分。
基本完成したら見えないでしょうから塗装もせずに済まそうかと思ってますが、このくらいは再現されています。
これにプラスして、撮り忘れましたが主砲の同軸機銃と照準器が再現されています。
分割も多くないのでサクッと組み立てられます。
防盾は3種類から選べます。
なぜか防盾だけは、装甲表面のデコボコ感が表現されていますね。
同軸機銃、照準器と共に砲塔内に設置。
組み入れてみると、ここに戦車長、照準手、装填手が入る訳で、ティーガー程の大型戦車でさえ中は狭かった事が想像されます。
小さな車体のヘッツアーなんて内部はどんなだったんでしょうね⁉
戦車長のシート、ハッチの内側なんかもちゃんと再現されています。
最近の一般的な1/35ぐらいの再現度ですよね。
キットにはお約束でアルミ砲身がおまけに付いてます。
ただし1/35でよくある部分よりも少なく、砲身の一番細い部分だけですね。
アルミ製なので軽量で問題無いようですが、重心が重くなって完成後に砲身が下がってくるのを考慮したのか、はたまたデカすぎるからか。
ちなみにプラスチック製部分はモナカ構造なので合わせ目処理が必要です。
ハッチはそれぞれ開閉可能です。
こんな所も重装甲なのが実感できますね。
たまに大きさ確認の画像を入れてきますね。
画像だけだと大きさ分かりにくいでしょうから。
金属砲身は細い部分だけでも結構な長さが有ります。
ここでこのキット作られる方に(居られるかわかりませんが・・)ご注意を少々。
矢印のパーツは画像のようにパーツナンバーS57が説明書では指定されてますが、実際にはS60が正当ですのでご注意ください。
この時点ではs57のパーツは使用済みでしたが、本当のパーツはどれなのか探し出さなくてはならないので焦りましたよ💦
ベンチレーターカバーは2種類選べますが、手持ちの画像集では防水カバーを装備した車両を見かけなかったので、今回はこのタイプを選択。
一応裏側も形状再現されています。
キューポラの中のペリスコープも再現されていますが・・ここでも注意点が一つ。
キットには砲塔にペリスコープを取り付ける時に、位置決めできるダボ穴が有るのですが、その穴に指定通りにはめるとペリスコープの位置とキューポラの開口部との位置が合いません。
ここはダボ穴は無視して、ちゃんとキューポラから外部が見える位置にペリスコープを接着してください。
ピストルポート、吊り上げフックを付けて、一応砲塔部の大まかな作業が終わったのでここからは足回りを作っていこうと思います。
さて製作時間が掛かった原因ですが、ティーガーは転輪が多い車両な上に大型キットの為、一つの転輪が裏表の2パーツに分かれています。
と言う訳ですべてのパーツを接着し、かつ合わせ目を消す作業が発生します。
まあ奥に配置する転輪は ほとんど見えなので無視しても良いんですが、こんな一生に一度しか作らなさそうなキットで手を抜くのも気が引けるので頑張りましたよ。
もちろん合わせ目がピッタリ!って訳では無いのでパテ等使用しながら丁寧に消していきます。
で、転輪の次はキャタピラですね。
一個一個切り取って、これまたプラスチックのピンを一本ずつ差し込んで仕上げていく修行のような内容となっています。
これまた完成すれば、ほとんど見えないんでしょうが1パーツにそれぞれ4カ所付いた押し出しピン跡がどうしても気になってしまい・・
消すことにしました!
タミヤの瞬間接着剤 イージーサンディングを盛り付け乾燥後に整面します。
これを片側96枚の履帯2本分。計192個分に施しました。
まあ多分報われない作業になる事は予想できるんですが、気になった物はしょうがないのです😆
という事ですべてのパーツの処理を終えました。
これだけで何日間費やしたかなぁ・・つくづくプラモデルは自己満足の世界です。
これらのパーツを一個ずつ切り出し、整面しピンを差し込み連結していきます。
もう趣味というより戦車製造職人の心境です。
履帯を10個連結した後に、センターガイドのパーツをランナーごと切り取ると、ピッタリはめる事が出来ます。
ここだけは位置決めに苦労しないので良いですね。
さて作業はまだまだ続きます。
一番面倒でテンションの下がる部分を乗り切ったので、今後はサクサク作業が進むと思うのですが・・飽き性なので他のキットにも手を出しつつ完成を目指します。
ではまた次回に続きます。