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タミヤ 1/35 ナースホルン 製作記③

さて、少し間が空きましたがここから一気に完成まで持っていきたいと思います。

正直ここからが段々とリアルになっていく過程が楽しいウェザリングタイムです!

オープントップ車両って事で、今までやった事の無い室内がどんな風に汚れるのか・・・まあ雑誌の作例等を参考に想像するしかないですが、やるだけやってみましょう。

とりあえず前回記事はこちら・・・

 

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まずはチッピングから。

ガンダムリアルタッチマーカーのブラウン1で傷を書き込んでいきます。

いくら70年以上前の戦車とは言え、そんなに塗装剥がれが目立つとは思えないんですが、模型的に盛り上がるので辞められません。

また実物で結構派手に傷を書き込んだと思ってても、画像で見ると意外と目立たないので、多少オーバーに表現した方が効果的です。

 

戦闘室内も書き込んでいきますが、はてこんな感じで良いのか?

乗降するときに当たりそうな所や角になった所など、そんなに剥がれるかなぁ~?と思いながらも雰囲気重視で。

 

全体的にこんな感じで、チッピングを施しました。

やっぱり画像で見るとそんなに分からないですね。

今回はこれでも自分史上一番、キズを書き込んでみたつもりなんですがね~。

 

お次は、ウェザリングカラーのグランドブラウン、シェイドブラウンの混色でピンウォッシュを施しました。

スミ入れの要領でスジや凹んだ部分に書き込んで、薄め液で薄めるなり暈すなりしながら、好みの色調になるまで描き込んでいきます。

一気にリアルに見えてきてコレまた楽しい工程ですね。

お次は足回り。

簡単にそれっぽくなるので、私は適当なアクリルカラーをエアブラシで軽く吹き付けて薄汚れた足回りを演出します。

今回はフラットアースを使ってみました。

明るい車体上部に比較して薄汚れた感じになりました。

さて今回は、派手目に足回りを汚してみたいので画像のマテリアルを使ってみました。

マッドブラウンで泥を表現、ウエットクリアーで湿気った質感を。

シェイドブラウンで全体を薄くコートして色の境目をぼかして自然な仕上がりを目指します。

 

かなり泥汚れを付けたつもりですが、それでも乾燥するとヒケてしまうので難しい所ですね。

今回もこの後に随分縮んで結局あまり土の質感は出ませんでした。

もっと粘りのある土の中を進んできた感じを出すにはもう一工夫必要なようです。

 

ここらでベルト履帯を装着してみます。

ティッシュペーパーを適当にちぎって詰め込み、弛みを持たせてサラサラタイプの瞬間接着剤で固定します。

塗装や汚しも入ってるので、普通のプラ用接着剤だとなかなか固定できないですからね。

 

キットには砲弾のパーツも付属していますが、やはり戦闘室内でも目を引く金属感が魅力的なので、同じ88mm砲搭載のキングタイガー用にタミヤから別売りされている真鍮製の砲弾セットを使用してみます。

 

筆塗りでチャチャッと仕上げて少しウォッシングしたあと、空薬莢は細かいスポンジヤスリで擦り使用感を出しました。

 

戦闘室できらりと光るアクセントになってくれました。

やっぱり中身が丸見えの自走砲は、中身のメカ部分がまた戦車とは違った魅力を見せてくれます。

これからは敬遠せずにオープントップ車両も積極的に製作していきたいですね。

 

さてざっくりとご紹介してきたナースホルンも完成が近づいてきました。

後は汚しバランスなどを見ながら調整していきます。

いろんな塗装やウェザリングを試行錯誤しながら作っていくのは、毎回新しい発見があり楽しいものですね。

はじめての戦闘室内の制作は色々と新鮮でした。

では次回は完成報告の予定です。

 

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