先日、何気にツイッターを眺めていると、鮮やかにメタリック塗装されたパーツの画像が上がっておりました。
「はは~ん、やはり巧い人は綺麗に塗装するもんだな~」
くらいに思って呟きを見てみると・・
サフ無し、ガンダムマーカーのみでここまでいけます♬︎ pic.twitter.com/nULB9fPUAc
— Tanカレ (@Tan75752288) 2021年1月26日
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え”~~~っ!!まじっすか~!?
ガンダムマーカーエアブラシは知ってましたが、とりあえず本格的なエアブラシまでは要らないけど、気軽に使ってみたい人の入門用だと思ってたんですが~
ちょっと軽く見てた私には、結構な衝撃です。
ん~気になる、こりゃ試したい!
いや落ち着けよ、ちゃんと調べてからだ。
確かガンダムマーカーエアブラシ(以下GMA)ってエアー缶だよな。
あれすぐにエアー無くなっちゃうし、連続使用するとエアー圧下がるしな。
でも補助的に使うだけだから問題ないか・・。
えっ、これ今持ってるコンプレッサーにも繋げられる?
でもお高いんでしょ~?
えっ?ハンドピースだけならメイドインジャパンで2600円?やっす!
え~い ままよっ!!
と、いう事で買ってまいりましたガンダムマーカーエアブラシハンドピースでございます。
ツイッターによると使用したマーカーはガンダムマーカーEXといシリーズらしいので試しに使いでの良さそうな・・
- シャインシルバー
- ヘビーガンメタリック
- ロイヤルメタルレッド
- コスモメタルブルー
の4色をセレクト。
ハンドピース自体はシンプルな構造。
ボタンでエアーのオンオフを切り替え。
押したら全開になる感じでエアー量の調整はできません。
まあこれはお値段考えると仕方なし。
自分の保有するクレオスのコンプレッサーL5に付属のホースにもそのまま装着OK!
それもそのはず。
説明書には「美しい仕上がりを求めるならリニアコンプレッサーL5、L7との接続を」っと解説がされておりました。
同じメーカーの製品だし、そりゃおススメしますわな!
ガンダムマーカーをそのまま装着しても塗装できるそうですが、エアブラシ専用替え芯を使用すると飛び散りを防ぎ、より細い線が吹けるとの事。
細く吹く事は別に良いのですが、綺麗に吹けるならとついでに購入。
元々の芯をピンセットで引っこ抜き、差し替えて使用します。
案外あっさりと引っこ抜けました。
マーカーを差し込んで吹くだけですが、位置はちょっとシビア。
吹き出し口の先端が、マーカーの先端にちょうど来るようにセットするそうです。
ウチに有ったジャンクパーツをテストに塗り心地を見てみましょう。
ヤマトやミレニアムファルコンの不要部品ですね。
説明書によると7cmほど離して吹き付けるそうです。
簡単に吹けるのかと思いましたが、結構マーカーの位置に左右されます。
ちょっと深く差し込むと、ドバドバ出ちゃうし浅いと全くでません。
寒い時期のせいなのか、私のコンプレッサーの空気量が少ないせいかもしれません。
それぞれ塗装してみました。
簡易的なハンドピースにしては良く塗れてるんじゃないでしょうか?
いかがでしょうか?
なかなか綺麗に塗れてるとは思います。
・・・しかし、ツイッターで見た画像ほどは綺麗に塗れてないような感じですね。
塗料の粒子が荒い感じで、塗装面があまり平坦ではないかと。
「これはちょっとやり方が悪かったのかな?」
っという事で色々とやり方を試して再度挑戦してみました!
そこで色々と気を付けつつ塗装してみたのがコチラ
割りばしの先にくっつけて、HGUCジオングの余剰パーツのバーニアで塗装してみました。
割りばし汚くてスミマセン💦
かなりのアップで見てるので何ですが、結構綺麗に塗装できました。
何度か試してつかんだコツとしては・・
- マーカーを塗装前に良く振って塗料を攪拌する
- マーカーのペン先を良くプッシュしてたっぷりと塗料を含ませる
- マーカーをハンドピースにセットしたら、ティッシュなどにエアーを出しながら位置を調整し、綺麗に塗料が噴き出る位置を確認する。
- ペン先が乾いて来たら、またペン先をプッシュ
これだけ気を付ければかなり綺麗に塗装できるみたいです。
逆に最初はドバドバ塗料が飛びそうで、あまりペン先を濡らし無い上に、マーカーの差し込み位置も適正ではなかったようです。
実は先日完成報告したバウンド・ドックのバーニアもこちらのガンダムマーカーエアブラシのヘビーガンメタリックで塗装した物です。
こちらはサーフェイサーの上から、塗装したので艶が少し鈍くなってます。
しかし、これはこれで雰囲気の良い塗装が出来たかなと気に入っています。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
今回 私が使ってみた感想としては、使い方にちょっとコツが要るけれど部分的にメタリックな感じが出したいときに向いているのかな?っという感じです。
しかし、これだけのお値段でエアブラシ塗装が出来る事と、塗装後のエアブラシの洗浄の手間をかけなくて良いのは初心者の方にはかなりのメリットかと思います。
コンプレッサーやエアブラシを揃えるとなると、初心者の方は使いこなせるか分からない物にかなりの出費をしなければならず躊躇してしまうと思います。
その点今回のハンドピースと(コンプレッサーの無い方は)エアー缶セットの物を購入すれば手軽に塗装が楽しめます。
場所も取らず、音も静か、安価で片付けも簡単と来れば試さないのはもったいないのでは?
初心者の方は素組みからのステップアップに、また中級者以上の方は手軽に塗装できるセカンドハンドピースとして、おススメできるかなと思いました。