タミヤから発売されている1/48ミリタリーミニチュアはパーツ数も少なめなので、その手軽さからシリーズ初期の頃に作りまくっていました。
しかしながら最近はタミヤに限らず、魅力的な1/35キットが沢山発売されて来ますし、やはり精密さや各部の表現力(装甲の表面の造形とか、溶接跡の表現とか)は1/48シリーズは1/35には一歩譲る気がして少し遠ざかっていました。
ですが値段的にもパーツ数的にも気負わずに作れるこのシリーズ、もう一度作ってみたいと思っていました。
そんな中、前々から一度作ってみたいと思っていたソビエトのT-55が1/48でキット化されるとの情報を見て久しぶりに作ってみるか~?となったわけです。
では早速軽くパーツを見ていきましょう。
初期の頃は金属製のシャーシを採用し重量感を演出していた1/48シリーズですが、最近はすっかりプラスチックパーツでの再現に落ち着きました。
ユーザーからは、改造がしにくい、精度が出ていないなど不評だったようです。
わたしは特にどっちでも言いんですが、こだわる方は多いんでしょうね。
そのかわりウォーターラインシリーズのような金属板が重りとして付属します。
糸は牽引ロープ再現の物ですが、私は今回使用せずソフトステンレスワイヤー再現しようと思います。
砲塔の装甲表面の表情も良い感じです。
デコボコ感が分厚い鉄の塊を想像させます。
戦車はこうじゃなくっちゃ!
主砲と泥濘脱出用の丸太のパーツ。
砲身は細い部分は一発抜きで再現されてますが、太い砲口部は分割式。
ただ、合いは良いので合わせ目消しは楽でした。
丸太はそれなりの表現なので少し手を入れます。
履帯は1/48と言えど妥協の無い再現で非常に細かく、嬉しくなってきます。
シリーズ第一弾のティーガーⅠ初期型の時は、弛みを表現するため自分で履帯のパーツを押し曲げたものですが、T-55は最初から弛みが再現されています。
作りやすさも進化していますね!
という事でお手軽なヨンパチなので、今回は一気に組み立ててしまいました。
低く構えた当時のソビエト戦車の特徴的な姿が、良く再現されていますね。
パーティングラインや合わせ目を消しながら作って、だいたい3~4時間程度の組み立てといった所でしょうか?
今回はちょっと短いですが、時間が無いのでここまでの紹介としておきます。
次回少しだけ手を加えて完成品をレビューしますのでお待ちください♫