はじめてのオープントップ車両・・・さて!
ミリタリー好きで色々作ってきた私ですが、まだまだ中身丸見えのオープントップ車両を完成させたことなかったなと。
このブログの最初の頃にフンメルを組みましたが、仮組みレビューしたままなんですよね。
そのレビュー時に同じ4号戦車をベースにした車両という事で、比較でパーツだけ紹介してましたが、今回はこれを行ってみようかと思います。
タミヤから出る1/35ミリタリーミニチュア(MM)シリーズはほとんど発売すぐに買っているんですが、手が遅い上にガンプラやエアモデルなどいろんなジャンルに手を出すので、どんどん積みプラが増えてしまいます💧
という事で、あまり丁寧に解説してると、めんどくさがりの自分は記事も増えてかないので、軽~くやっていこうと思います。
組立開始!
さて、早速組み立てていきます。
4号戦車系列のキットですが、現在発売されているもののその中ではリニューアル後とはいえ古参のキットである4号戦車H型やJ型から改良され、サスペンションやフェンダーなどパーツやディテールの再現度も上がっており、部品も多くし過ぎずに再現度が上がっており、良い感じです。
タミヤさんは近年ドイツの4号戦車系列に力を入れており、毎回私も楽しみにしているのですが、次は是非とも4号突撃砲をと願っております。
比較的最近のタミヤ製品だけに製作はサクサク進みます。
全面を装甲で覆われた戦車と違い、車体の割に大きな対戦車砲をのっけて、とりあえず弾除けの鉄板で覆った自走砲は、その薄い装甲版の精度が出来栄えを左右します。
もちろんこのキットは、その装甲版の薄さもパーツの合いの良さも無問題。
バッチリと隙間なく組みあがります。
「そんな事は当たり前じゃないの⁈」って最近プラモデルを作り始めた方は思うかもしれませんが、ほんの10数年前まではそんな精度の高いプラモデルは日本のタミヤ、バンダイ、そしてハセガワくらいでした。
最近は海外のプラモデルもかなり精度は上がってきてますけどね。
今回は・・というか毎回ほとんどいじりませんが、やはりダメージ表現は戦車の華!
右側のフェンダーをニッパーで切り取り、ペンチで歪めました。
何処かでぶつけて吹き飛んでしまった・・っという感じです。
オープントップ車両の宿命としてパーツの裏面も見えてしまうため、プラモデルの製法上どうしても金型からパーツを押し出すためのピンの跡が見えてしまいます。
もちろん目立たない裏側の目立たない場所を選んで製造されていますが、どうしても見える、または気になる所は消しておきます。
今回は背面の装甲版が特に目立つようなので、せっせと消していきます。
少量のシンナーで薄めた溶きパテをピン跡に塗って、乾燥後に削るだけですがこれが地味にめんどくさい😂
乾燥した後は、電動ツールのアルティマ5で一気に削って仕上げました。
アタッチメントをもっと小さめの物に付け替えた方がやりやすかったかな。
ナースホルンの目玉!ティーガーⅠより強力な、71口径の88㎜砲です。
その長砲身ぶりは1/35でも迫力満点。
あらゆる連合国の戦車をアウトレンジから葬る事が出来たのもうなずけます。
普通の戦車なら砲尾の部分は再現されてないか簡易に再現されることが多いのですが、ここはオープントップ最大級の見せ場の1つですね。
照準器や砲手の座る椅子や角度調整のハンドル、また砲の上下に連動して動くシリンダーなど見どころ満載!
このゴチャゴチャしたメカを自分で組立て、構造を再現し、理解できるのがプラモデルの学びの有る所だと思います。
ただ、どうしても繊細なパーツが多くなってしまうため、破損のリスクも付きまといます。
私も一部シリンダーにさすシャフトのパーツをポッキリやっちゃいました。
仕方ないので真鍮線で置き換えておきました。
って事で車体に仮設置。
ハッチ類や一部パーツは塗装後に取り付けって事で、未接着です。
履帯もキットのベルト式をウエザリング後に取り付けるかなって感じですね。
ではまた次回!