Ⅲ号突撃砲 も組立はほとんど出来てきたのですが、少し気になる所が有って手が止まってました。
キットの組立説明書には ただ置くだけの指示の牽引ロープですが、いやさすがにそれじゃ走ってるうちに落ちちゃうでしょ?ってだけなんですけどね。
まあディテールアップパーツには牽引ロープの固定具もセットされてるので、大体の取り付け場所や固定方法は分かります。
しかしながら牽引ロープの他にも、他の車外装備品などの設置方法も気になってきました。
特に資料も持って無いし 田舎ではすぐ手に入らないしで以前なら「まあいいか」とそのまま組んでたんですが、今のご時世なのでAmazonで資料を取り寄せてました。
大日本絵画のアハトゥンク・パンツァー第5集 Ⅲ号突撃砲・Ⅳ号突撃砲・33式突撃歩兵砲編です。
このシリーズは特定車両に焦点を絞り、その試作型から最終生産型までの性能や形状、装備品の場所や設置方法まで事細かく記されていて 単純に読んでも面白いですが、模型作りにとても参考になります。
そこで、初期型の牽引ロープ設置方法を見てみると・・
とこのように確認することができます。この図の他にも1/35の四面図なども載っているので非常に分かりやすいです。
設置方法も確認できたので、早速前回組んだ牽引ロープを車体に組みつけます。
まずは先端を固定する部分を車体に接着します。
そしてその部分に実際に牽引ロープを接着しました。
ここで確認すると、組立説明書にある14㎝でワイヤーをカットして作ってあった牽引ロープが、かなり長い事が分かりました。
しかたなく3~4cmカットして設置しました。
皆さんは仮組みを充分に行ってから接着してくださいね。
次はエッチングパーツでロープ部分の固定具を付けて、はめ込みました。
資料によると こちらの方が形状的に合ってるようですし固定もしやすく感じました。
最後にまた先端部分の固定具の蓋をかぶせて、ついでに蝶ネジ付けました。
ソフトステンレスワイヤーを車体に馴染ませるように癖を付けて完成です。
次にスコップなどの装備品ですが、こちらもできれば固定具をエッチングなどで作りたいのですが、説明書を見ると・・
わずか数ミリのエッチングパーツを加工して、実際に可動するクランプを作れという指示💦
「いやいや、絶対自分には無理だわ!」ってことで取っ手の部分だけカットして利用することにしました。
画像では分かりにくいですが、自分のスキルを考えれば十分な出来かと。
タミヤの製品も最近の物なら、少し太めですが取っ手は初めからモールドされているんですけどね。
そこそこ精密感もあがり、万年中級を自負する私には充分な仕上がりです。
さて全ての装備品の設置も終わり、組立作業はこれで終了かと思います。
気になる所が出てくれば また少し手を入れるかもしれませんが、次回は塗装に入りたいと思っています。