マントレットを身にまとい、臨戦態勢を整えつつ真珠湾への出撃の時を待つ「赤城」。
そんなシーンを再現してくれる、TAKOMのキット!
日本男児なら、つい組立にも熱いものが込み上げてくるってもんです。
さっそく行ってみましょう!
組立だけならたいしたことない?
「いくら艦船模型とはいえ、真っ平らな甲板と艦橋だけでしょ?軽く作って零戦ディスプレイ出来たらいいや」って思ってたんですが、そんなに甘いもんじゃないですね😅
1/700位だとほんの数パーツで終わってしまう艦橋も、当たり前ですが1/72ではそうもいかなかったです。
まあそれは、箱の中身を見た時に薄々分かってたんですが・・
まずは本体をザックリと合わせていきます。
扉は開閉出来ませんが、窓は開口しててクリアパーツを嵌めるようになってます。
しかしこの時点で接着しなくても、完成してから筒抜けになってる下側から手を突っ込んで接着できそうなんで、このまま組んでみます。
このスケールになると流石に甲板裏の補強版の再現はもちろん、軽め穴も開いてます。
押し出しピン跡は結構あるので、タミヤの瞬着「イージーサンディング」で埋めています。
補強版の形状に少し違和感を感じますが、こんな感じだったんでしょうか?
ふと手持ちの資料を色々と見てみたんですが、記載されてる内容は本によって様々。
やはり沈んでしまった船の細部までは、分からないのが現状なのでしょうね。
数年前に海底に沈んでいる赤城が発見され、新事実が色々発見されているらしいので、今後それらがキットに反映されて来るんでしょう。
手すりやラッタルなど非常に繊細なパーツが多く、位置決めも気を使います。
甲板にはパイプやラッタルの位置決めの穴が有るので、場所や角度を確認しながら艦橋の方にだけ接着していきます。
甲板へはもちろん塗装後に接着します。
艦橋内部は少し再現されています。
これを組み立てるまで全然知らなかったので
「どうせ艦橋内部も全部グレー一色だろ?」
っと思って全部接着してしまいましたが・・意外と違うようで💧
後から調べても、正直な所は何色だったか色々調べても正解は分かりませんでした。
そこで大和ミュージアムで復元されている、第一艦橋内部の画像を参考に適当に塗り分けてみました。
天井と壁は白く塗装、床はすのこ状になってる部分が木製のようなので木工甲板色で。
伝声管の口の部分はブラスで塗装しました。
接着してからの塗装は困難を極めたので、皆さんは塗装してからの組立をお勧めしますよ~。
伝声管や、何だかわからないパイプ類は立体パズルのように入り組んでいます。
説明書には注意点やら、詳しい接着の順番など日本のメーカーのような気づかいは皆無なので、慎重に仮接着しながら付けたり外したりしながら正解を探っていきました。
この部分だけ先に塗装してクリアパーツを接着しておきました。
傷つけないよう慎重に・・。
艦橋内部は塗装したので、このまま接着。
窓のクリアパーツは傷や塗装汚れ防止の為、表裏両面からマスキングしておきました。
艦橋だけ・・しかも空母赤城のなんて小型だしと思ってましたが、作ってみると中々の迫力。
これは作り甲斐がありそうです!
次回に続きます。