バンダイからお手軽サイズのスコープドッグがでる!って聞いてたものの、
「WAVEのキット持ってるし、いまいち購買意欲沸かんなぁ」
と最初は思ってたんですよ。
しかし、というかやっぱり80年代メカは気になるナイスミドルな自分は、結局バンダイの最新技術によるスコープドッグに惹かれはじめ・・
「まあ試しに買ってみるか~ガンプラじゃあるまいしいつでも買えるやろ!」
って思って余裕かましてたんですが、発売翌日についでの用事がてら近所の模型店を回っても・・・ないない ぜ~んぜんない!
まあ無けりゃ自分の部屋に積んであるWAVEのキットでも組めばいいんですが、無いと欲しくなる症候群なので 何とか手に入らんもんかと探す事しばし・・
有りました!ネット定期巡回コースの筆頭プレミアムバンダイのホビーオンラインショップ♬
なんで割引も無い、送料もしっかりとられるプレバンで単なるスコープドッグのキットを買わにゃならんのだと思いつつ買ってしまいましたよ。
それにしても最近のプラモデルの人気ぶりは、子供の頃から趣味にしている自分にとっては嬉しい限りなんですが、ここまで手に入りずらくなるとは思いませんでした。
たぶんコロナ禍以降の事だと思うんですが、それ以前はガンプラなんか いつでもどこでも買えたんですけどね。
ここ数年で作り始めた方には信じられないでしょうけど。
さっそくパーツを見ていくと、あっさりとしたディテールに作りやすさを優先した設計で有る事が見て取れます。
しかしそんな中でも、バンダイの技術力がさりげなく発揮されています。
各部に取り付けられている装甲板、表面のディテールはあっさりとしています。
こういうパーツは今までのHGガンプラだと、表からは厚みがある表現になっているものの、裏面は窪んでいて 気になる場合は裏打ちしたり、パテで埋めてディテール追加したりと手を入れたものです。
しかしこのHGスコープドッグは プラの厚みはそのまま装甲の厚さを再現し、しかも裏面にはしっかりとディテールが刻まれています。
この程度の厚さだとヒケもほとんど有りません。
この技術は今後ガンプラにもフィードバックされていくでしょうから楽しみですね!
内部再現は完全にオミットし、作りやすさと可動が追求されているのでサクサク製作が進みます。
作り込みたい方は、これもプレミアムバンダイでコクピットを再現したオプションパーツが発売されていました。
肩のパーツなんかも、HGとはいえ普通は数パーツで組みたてる物ですが、こいつはなんと1パーツ。
なんとも割り切った設計ですが、これからバリエーション展開を考えると、飽きずに作り続けられるようにとの決断でしょう。
もちろん完成すればほとんど見えないですし、可動も申し分ありません。
というわけであっさりと仮組み完了。
令和のスコープドッグは見た目はシンプルながら、コレクションに最適なサイズと作りやすさ、そして可動範囲を兼ね備えた侮れんヤツです!
一応同じバンダイの1/20 スコープドッグ ターボカスタムとの大きさ比較。
コンパクトなのが見て取れると思います。
というわけでHGスコープドッグ 簡単レビューでした。
ガンプラばっかり作ってるけど、ボトムズも作ってみるかって方には入り込みやすく、また中級者以上の方も作り込みや塗装に手の入れがいのある懐の深いキットですね。
なるほど、こいつはオヤジが夢中になるわけだ♬
まだまだ手に入りずらいですが、ご興味のある方はぜひ組んでみて下さい。