最近、戦車模型を作り始めた方にお聞きします
「作ってみたは良いけれど、説明書の指定通りに塗装してるのに何だかリアルじゃない!いったい上手い人はどうやってるんだ?」
って思った事ありませんか?
まあ戦車模型を今から作り始める人がどれほどいらっしゃるかは微妙ですが、こう感じるのが戦車模型製作の最初の壁かと思います。
ガンプラなんかはとりあえず説明書の指定通りに塗装しておけば、それなりに見栄えのするレベルの物が出来るでしょう。
しかし戦車模型は基本塗装からウェザリングまで様々な技法が編み出され、それらの作品を見てしまうと説明書通りの塗装の作品がどうしても物足りなくなってきます。
リアルな塗装を施された戦車模型は、正に本物よりも本物らしいとさえ言える出来栄えです。
私が戦車模型道に足を踏み入れたばかりの頃は、静岡ホビーショウなどの作品展を見ては「自分にこんなの作るの絶対無理💦」だと思ってましたね⤵
しかし!そんなあなたに月間アーマーモデリング2021年1月号はお勧めだと思う訳です。
日本に住んでるのならまず間違いなく一番手に入れ易いであろう、タミヤの1/35タイガー1初期生産型をモデルに、今流行りの塗装やウェザリングを塗装工程に沿って非常に分かりやすく解説されています。
色々な技法が記載されていますが、初心者の方向けのポイントとしては・・
●大地を踏みしめ走ってきたような足回り、キャタピラはどのように再現
するのか?
●立体感を強調するにはどうやって塗装するの?
●装備品の金属や、木製の部分はどうやったらリアルに塗装できる?
●組み立ててから塗装って塗りにくいんじゃないの?
等々、まず最初に疑問に思う所から~
●各所に浮いた錆はどうやって再現するの?
●塗装の剥がれの再現方法は?
●塗装された色に深みを出したい。
と、さらに一歩進んだ所まで 最近主流となっているテクニックを一通り解説されてます。
また、その完成までの工程を表にしたりして順番に紹介されているので非常に分かりやすいです。
いや実際ソコソコ戦車模型作ってる私でも、たまに次は何やったらいいだっけ?ってなりますからね。
今号は保存版として手元に置いときたいぐらいですよ、ホント。
本誌に掲載されている作例のタイガーⅠは 上記のテクニックを駆使して製作されています。
若干のディテールアップは施されていますが、キャタピラもキット付属のベルト履帯を使っているのにこのカッコ良さ!
私も久しぶりにまた、タミヤのタイガーⅠ作りたくなってきましたよ。
日本には外国人の方が羨む、安い!作り易い!出来の良い!という3拍子そろったミリタリーモデルを販売するタミヤというメーカーが有るのですよ!プラモデルを作ってるなら挑戦しないのはもったいないですよ~。
って事で、今号のアーマーモデリングで皆さんも戦車模型道に入門しましょ!