さて、前回バウンド・ドックの思い出話をダラダラと話しましたが、今回は少しばかり初心者向けにディテールアップを。
さてバンダイのHGUCシリーズは、パーツ数を抑えつつ色分け、可動、スタイリングを高いバランスで製品化されています。
しかしバウンド・ドックほどの大型MSともなると、設定画からあまり逸脱したデザインは追加しないフォーマットでキット化されている分、嫌みは無い物の昨今のリアルグレード等のディテール増し増しのキットを見ていると少し寂しく感じるのもまた事実。
ってなわけで、誰でも出来るディテール追加で楽しんでみようというのが今回の趣旨ですね!
プラ版貼るだけディテールアップ
しかしながら、それらしいスジ彫りを入れたり、穴を開けたりって結構初心者の方には敷居が高いと思うんですよ。
失敗した時のリカバリーも面倒で、途中で投げ出す可能性が高くなっちゃいます。
そこでおススメなのが、「細切りしたプラ版を貼るだけディテールアップ!」
なんだそれって感じですが、ソコソコ手を入れてオリジナリティを出してみたいなら効果的な手法ですね。
そのまんま適当にプラ版切って貼ってくだけです。
しかし同じ場所に何枚か貼るなら、ちゃんと左右対象とか長さを揃えるとかは気を付けます。
この、長さを揃えるってのが自分で測ってカットしてると難しんで・・
私はちょっと反則ですが奮発して、スジボリ堂さんのRPカッターを使用してます。
エバーグリーン社製の細切りプラ版等を買ってきて、こいつでカッティングするわけです。
カットしたい長さに治具を合わせて・・・
エイヤ!とカッターを振り下ろします。
切れ味鋭いので気を付けてください。
という具合で長さの揃ったプラ版の出来上がり。
とっても便利な道具ですが、人気商品で結構売り切れ状態が多いです。
https://sujibori-do.ocnk.net/product-list/180【スジボリ堂RPカッター】
貼り方のポイント
カットしたそのプラ版を幅や、厚み、切る角度なんかを変えて変化を付けつつ貼っていくだけですね。
ただやみくもに貼るんではなく、補強のためのリブだとか、メンテナンスハッチだとか増加装甲だとかいろいろ想像しながら貼っていくと面白いですし、追加したディテールに説得力が出来ます。
また塗装前だと何だか貼ったプラ版が浮いた感じで、大丈夫か!?って思いますが、
以前作ったHGUCジオングもほとんどこの手法だけでディテール追加してるだけです。
塗装しちゃえば、意外と馴染んでるでしょ?
シールドの裏なんかも貼ってみましたが、ちょっと大きめなの貼る時は形に変化を付けてみた方が良さげです。
ちょっと単調だったかも・・・ここは今後の課題としましょう。
まとめ
基本的にキットには凹モールドが付けられてるのが多いので、凸モールドを追加するだけでも見栄えは変わります。
綺麗にカットするには道具が有った方が良いですが、あった方がよりカッチリと仕上がるかな?ってくらいです。
ステップアップして、プラ版を自由な形に切り抜いたり、スジ彫りなどと組み合わせていけば更に凝ったディテールも追加していけるようになります。
まずはディテールアップの入門として、やってみるのも良いのではないでしょうか。
Amazonには類似商品が有りますね、こちらも友人が使用して絶賛しておりました。