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【タミヤ】 Ⅲ号突撃砲G型(初期型) その5

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さて暫く間が空きましたが、やっと時間が取れたので塗装に入りたいと思います。

特に変わった事をしているわけでは有りませんが、私の塗装を順を追って紹介していきますね。

 

今回はダークイエロー一色の塗装で行ってみます。

使用する塗料はタミヤカラー ラッカー塗料 LP-55 ダークイエロー2(ドイツ陸軍)を使ってみます。

最近発売されたこの色は以前のダークイエローよりも淡い感じで私は結構気に入っています。

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まずは以前の塗装から時間がたって少々埃も被ってますので、タミヤ

モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ で軽く払っておきます。

このブラシは毛先が柔らかく、しかも静電気を除去してくれるので 破損しやすい精密な模型にも安心して使用できます。

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若干下地のマホガニーサーフェイサーの色を残しつつ塗装していきます。

面の中心に色を乗せて、辺や角の部分を少し残す感じです。

メリハリをつける事を意識しますがメリハリ付けすぎるのもワザとらしくなるので、あくまで淡い感じを意識しています。f:id:garage105:20191019222954j:plain

転輪も取り外し出来るようにしてあるので、裏側も塗装しておきます。

とりあえず、これで全体を塗り終わりました。

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次に同じくタミヤのラッカー系塗料のレーシングホワイトをダークイエロー2に2~30%ほど混ぜて作った白っぽくしたダークイエローを、光が当たるであろう車体上面を中心に塗装し、グラデーションを付けていきます。

ちょっと白っぽくなり過ぎか?という位でも後で何とでも調整できるので失敗を恐れずにやっちゃいます。

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エアブラシだけではメリハリに欠ける部分も有りますので、先ほど調色した明るいダークイエローを筆塗りで塗装します。

ボルトやハッチのヒンジ、平面から一段浮いている面や別パーツで有る事を見せたい所を塗るといい感じに立体感が出てきます。

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さて立体感が出てくるのは良いのですが、それが目立ちすぎるとそれはそれで違和感を感じてしまうもの。

そこでGSIクレオス Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド イエロー

を使ってフィルターをかけていきます。

この色を専用薄め液で溶かし、「コントラストがきつ過ぎたか?」と思う所に塗り重ねていきます。

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この塗料は名前のとおり下地を透かせ、淡く色をのせてフィルターを掛けたような効果を出してくれます

これによって色の統一感が出てくるので きついコントラストを弱め、更に色合いを自分の意図する方向にもっていくことができます。

これの使い方は私もまだ完全に掴んではいないので、今後色々と試していきたい思っています。f:id:garage105:20191019222858j:plain

画像で見るとその効果が分かりにくいですね?

背景の色も、どれが本体の色あいが分かりやすいかな?と試行錯誤しながら撮影しています。

もう少しフィルターを全体に掛けても良かったかなとも思いますが、フィルターはいつでも掛けられるのでまずはこの辺りでやめておきます。

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 さてお次は転輪のゴム部分など黒っぽい部分を全てタミヤ 水性アクリルの ラバーブラックで筆塗りします。

単なるフラットブラックよりは色がきつくないので、周りと馴染みやすいかなと思っています。

ジャッキやペリスコープ、スコップやハンマーなど全部塗ってしまいます。

素材による違いは、今後の塗装で差別化をしていきますよ。

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その後に木製の部分を これも水性アクリルの 木甲板色で塗り分けます。

多少のはみ出しは気にしなくても、後からリタッチすれば良いので気にせず塗ってしまいます。

画像でもハンマーの部分はみ出してますね💦後で車体色で塗りなおしておきました。

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 ここまでで基本の塗り分けが完了したところです。

全体的に明るめですが、今後汚しを施して使用感を出していくと色が少しづつ暗くなっていきますし、明るい色から暗い色に落としていくのは何とでも調整できるので大丈夫です。

さて全体を改めて見直してみると、転輪ゴム部分などを本体の色に対比したときに少し黒がきついような気がします。

また、本体も少し白っぽ過ぎるかとも思います。

その辺りの対策を考えつつ、次回ウェザリングを施していこうと思います。