今回は足回りの続きから・・。
連結式履帯を転輪に接着して取り外しできるロコ組みで作る予定なので、転輪は接着せずに仮設置としています。
苦行の末⁉ランナーから切り出し、ゲート処理をした200個近い履帯を粘度の高い接着剤で繋いでいきます。
この履帯の製作はやる気の維持が難しいですが 気合で乗り切ります!
私は粘度の高い接着剤で繋いだ後に、更に流し込みタイプの接着剤でしっかりと接着しました。
繋いだらすぐに車体に装着したい所を我慢して、多少手に取っても崩れないぐらいに固まるまで待ちます。
大体固まったかなと感じたら一気に組んでしまいます。
車体に組んでる途中でばらけてくるようなら、まだ早いか接着が足りないのであせらずやり直します。
手間は掛かりますが、ベルト式履帯ではなかなか再現できない緩やかに弛んだ履帯が再現されます。
苦労が報われる瞬間ですね!
この後、転輪と履帯の間を流し込みタイプの接着剤で固定します。
車体が形になったので、砲塔を組み立てました。
カッチリとした組み応えで合いも良いですね。
ツィンメリットコーティングのシートもピッタリと合います。
とりあえず車体にのせてみました。
全体的なスタイルは良さそうです。
ん~やっぱりティーガーⅠは何度作っても飽きないですね♪
大まかな組立は出来たので、細かい所の作業に入っていきます。
コーティングシートの厚みで目立たなくなったライト設置用の基部を0.5mmプラ版で貼り直ししました。
ランナー見てるときは気付かなかった、排気管ガードの裏には盛大な突き出しピン痕が有りました。
ニッパーで苦労して切ろうとしましたが、指で押したら根元から綺麗に折れましたよ。
皆さんも作るときはそうしちゃってくださいね。
付属のエッチングでエンジンルーム上の金網を貼り付け。
当然ですがピッタリで使いやすいです。
エッチングはこの他に機銃の照準などの分が付いています。
砲塔上のハッチは、赤丸の部分にピンバイスで穴を開けて真鍮線を通し開閉可能にしました。
これで気が向いたらフィギュアでも乗せてみるかという気分にもなります。
今度はツィンメリットコーティングシートを貼った隙間に溶きパテを塗りつけて、いかにもシート貼りました感を消していきます。
またついでに なんでもない所にも適当にパテをなすり付けて、整いすぎたパターンのわざとらしさを少しでも消してみました。
言い忘れてましたが、一番外側の転輪は塗装後に付けるために接着しないでおきます。
個人的に一か所だけ気になったのが防盾の部分。
左右のバルジ部分の形状が違うのと、ツィンメリットの形状が我慢できなかったので、ここだけ自分で作業しました。
幸いキットにはバリエーション展開も考えてか、ツィンメリット無しの防盾もセットされているのでこちらを使用しました。
防盾左右のバルジにはもう一段、面が有るので削って再現します。
そこにタミヤのエポキシパテを薄く伸ばした物を貼り付けて再現します。
ここの説明は長くなると思うので、後日また詳しく解説したいと思います。
貼り付けたエポキシパテに画像のツィンメリットコーティングを再現する専用のローラーやスタンプを押し付けて型を付けていきます。
出来上がるとこんな感じですね。
薄くしたつもりですが、出来上がってみるとまだまだパテが厚かったようですね。
こうやって少しづつ手を入れていく事により、自分だけの完成品感が出てきますね!
そこがまたプラモデルの楽しいところです。
コロナの影響で外出はなるべく自粛してますが、プラモ作ってれば全くストレスのたまらないガレージ1.5です♪
次回に続きます!