気付けばこのデッカイティーガーも前回の更新からはや2ヶ月。
パーツ数は細かく再現された1/35スケールと、ほとんど変わらないし意外と楽に完成するかもと思ってましたが・・・甘かったですね😅
やはり戦車模型で一番手がかかるのは足回り。
その仕上げに結構時間を取られてしまいました。
まあ途中嫌になって他の物に浮気していたせいも有るんですが、同じものをたくさん作ってあまり進展がないのは結構苦痛でしたね💧
さて、それでは工作内容といきましょう!
このキットは転輪、起動輪など全ての車輪が回転するよう組めるのですが、一旦作ると外せない構造になってます。
そこではめ込む前に、車体下部は塗っておきました。
私はタミヤさんから出ているダークイエロー2という塗料の色が好きなのですが、このカラーは缶スプレーでは発売されていません。
こんなキットをわざわざエアブラシで塗っていたら時間かかるし、塗装ブース前で作業しててもデカくて はみ出てしまい全く意味ない状態なので、諦めてクレオスのダークイエローの缶スプレーを使い、屋外で塗りました。
塗ってみると、1/35では濃すぎると思っていたこの色も、この大きさだとちょうど良いのでは?と思えて結果オーライかもですね!
時間が掛かった転輪さんたち。
一つの転輪に付き、裏表二つのパーツを接着して合わせ目を消すのですが、サーフェイサーを吹いてみると案の定うまく合わせ目が消えていない所が・・・。
パテを盛っては削りを繰り返しましたがあまりに苦痛だったので、最終的に一番外側に来る転輪だけ完璧に整形することで妥協しました。
全部ダークイエローを塗り、山善のプラモ食器乾燥機で乾燥させます。
キャタピラも片側96連結&予備履帯12連結を組立。
一つ一つランナーから切り出し、整形し、ピンを指して連結。
センターガイドを接着していきました。
いや~聞いてるだけでも精神鍛錬になりそうな作業だと思いますよね😂
完成後、削りカスだらけだったので洗浄しておきました。
とりあえず足回りが出来たので履帯を仮設置してみました。
車体を押してみると、転輪も可動するのでごついキャタピラがスムーズに動きます。
苦労が報われた瞬間ですね♪
流石にコレからの作業はあまり手のかかる物も無いので、スムーズにいくと思いますが・・・さて。
さて、車体上部の構造物を作っていきます。
キットには素晴らしい再現度のエアクリーナーが付属していますが、今回はこれを付けずに行こうと思います。
実車の写真集などを見ると、外してしまっているか、もしくは装着されていてもベッコベコに凹んでる事が多いです。
使用感のあるティーガーを作りたいので今回は見送りです。
車載工具は別で塗装しようかと思い、整形だけしておきました。
デカいのでこれは作りやすいし、取っ手の再現も申し分ないですね。
木の部分は、あらかじめ目立てヤスリを横にスライドさせて傷を付け、木目を再現しておきました。
これでスミ入れ等で木目を再現できるかと・・。
ボコボコ大好きなので、排気管カバーをダメージ表現。
幅が変わってしまうと装着できないので、ガラスマットにガムテープで固定してから弱火のライターで炙り、適当な物を押し付け凹まします。
ついでにピンバイスで穴を開け、銃痕を付けました。
車体に仮設置・・・う~ん良いんじゃないの~
激戦を潜り抜けてきた虎の迫力が出てきました。
エアクリーナのパイプを外した跡の吸気口は、ぱっくり開いているのでパーツを削って再現。
左が加工済み、右がキットのままですね。
キューポラの正面には、直接照準用の棒が有るので、伸ばしランナーで再現。
実車には、砲塔左右に有る ディススモークチャージャーへ繋がるコードが、車体上面から出ているので、これも伸ばしランナー等で再現。
車体ハッチ上に付くペリスコープガード。
根元の部分の溶接跡をこれも伸ばしランナーで再現。
牽引ロープ類は金属ワイヤーにプラ製のフックを装着するタイプ。
ワイヤーの材質は柔らかく、癖も付けやすいので結構良いです。
しかしキットには長いワイヤーが一本入っているのを自分でカットしなければならない割に、長さを指定してくれていません💧
仕方ないので半分に切った後、キットに合わせて3センチ程カットして装着しました。
これも迷いましたが、ワイヤーは先に装着してしまってもこんなにデカけりゃ塗り分けに苦労しないだろうと接着してしまいました。
車体側面の履帯交換用ワイヤーもまた然り。
自然な弛みが再現できて良い感じです。
という事で今回はここまで。
まだフェンダーや、多少装着していないパーツが有りますが、あまりに更新が滞りそうなので一旦アップしました。
さて、これからは本当に苦痛な作業も終えたのでサクサクと製作が進むと思いますが・・こうご期待😉